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お金の寄付も立派な被災地・復興支援

お金 寄付 被災地 復興 支援

台風15号で被害を受けた地域に対する救援活動や復興支援、支援物資を送る事や現地入りしてボランティア活動と言った目に見える支援ほど注目されやすいですが、同じ様に大事なのは裏側で活動ができるよう資金援助するお金の寄付です。

中間支援(ボランティア活動センター)に関わっていた立場からお話しますと、現地へ行かない支援も立派な支援です。

被災地支援は現地支援や物資だけじゃない

例えばSNSで1万円分の支援物資を購入し車に積んで被災地へ向かうのと、1万円を寄付した事を投稿するとします。

より注目が集まりやすいのは、支援物資の写真(証拠として)付きで投稿された方です。

人間ってどうしても目に見えない物より、目に見える物を信じたり評価しがちです。

しかし被災地で活動できるのはその裏側にお金を寄付する人達がいるから。

だから物資支援が出来なかったり、現地で直接ボランティア活動ができなくて自分を過小評価したり、十分な手伝いができないと思うのは止めましょう。

貴方のお金があるからこそ、皆が現地で動けるのです。

被災地支援にとってお金は非常に都合が良い

被災直後は物資が足りなくなります。

これは各人が日頃からしっかり災害時の蓄えと非常グッズを揃えておけばいくらかは改善できますが、限度もあります。

www.yu2.jp

そうなるとどの災害でもTwitterでよく見るのは「物資が足りません」という投稿です。

けどこういった投稿を見てどんどん物資を被災地に送ると、まだ最初の段階ではまともな配布体制も整理人員も足りないので受け入れ先がパンクしてしまいます。

お金の場合、必要に応じて物資にも変えられますし、災害ボランティアの活動費にも充当できます。(支援金と義援金、活動団体によって用途は明確に説明されているのが通常なので何にお金を寄付するかは各自確認してください。)

www.nippon-foundation.or.jp

お金って便利でしょ?

お金を寄付するって凄く立派な行為なのです。

現地へ行かないことも大事な支援

体力があまりない人が無理に現地入りして体調を崩すと被災者が1人増えるのと同じ事になるので、無理に行く必要はありません。

またボランティア活動で行くのに現地で自ら宿泊先や滞在手段を確保しないのも被災地からしたら余計な手間となるのでこれが出来ない人は行くべきではありません。

車で物資を輸送するのも、災害直後は通行止めや渋滞も発生するのでなるべく支援物資を運ぶトラックや現地で復旧する作業車両が優先して通れるようにするのも大事です。

無理に行く必要はありません。

現地へ物資を届ける自治体や民間企業に託す事も可能です(それぞれ対応異なるので要確認)。

あえて現地入りしないというのも一つの支援方法です。

それぞれ自分が出来ることをしよう

被災地へ現地入り出来ない人はお金を寄付する。

救援活動経験がある人は現地でボランティア活動をする。

人それぞれ、得意や知識を活かすことが大事です。

出来ることから支援しましょう。

www.yu2.jp