エックスサーバー一強へ、他社サーバーからの移転時にSSL証明書を事前発行に対応

共有レンタルサーバーで最強サーバーと言えば、エックスサーバーです。ロリポがハイスピードプランリリースしたり、さくらも高速化頑張ってますが常にエックスサーバーを選んでおくと損はしません。

特に今回追加された他社サーバーからの移転時にSSL証明書を事前発行する機能はWordPress移行代行を数多く提供する専門家の立場からも歓迎で、同時に移行費用も従来より安くなるメリットがあります。

SSL証明書を事前発行できるメリット

今まで例えばロリポからエックスサーバーへWordPress移転を依頼されると、下記の手順を踏む必要がありました。 

1. エックスサーバーでドメイン設定
2. エックスサーバーへWordPressを移転
3. エックスサーバーでWordPresのHTTPS化を再度実施

（本当はもう少し手順ありますが省いてます。）

そしてHTTPS化を再度行う場合、大体1サイト1万円前後（代行業者により価格はバラバラ）、移転費用とは別に発生していました。

それが今回、エックスサーバーにおいては移行前のサーバーでHTTPS化されているサイトはそのまま内部情報の書き換え不要で移転できるので、再度HTTPS化する費用が不要となるのです。

WordPress移行で見積り依頼をいただく事が多いのですが、移行と再度のHTTPS化で断念されてしまうケースも意外と多いです。

断念したところでお客様にメリットはないので、より高性能のサーバーにある程度の出費は我慢して行うべき、というのが私の本音でもありますが。

まあこれでエックスサーバーへ移転を希望されるお客様に関しては純粋にWordPress移行とサーバー設定代行（必要に応じて代行）費用のみで提供できるので、より無駄を省いた提案ができます。

ありがとう、エックスサーバー！

実はエックスサーバーだけじゃないんです、この機能

エックスサーバーが斬新な取り組みをした、みたいに書いちゃってますが同じ事は実はコアサーバー、mixhost等cPanelベースのホスティングサービスでも以前から出来ました。 

ただそれでも圧倒的にユーザー数が多いエックスサーバーが今回SSL機能を改善したことは非常に大きく、今後日本の共有サーバーでは当たり前になること間違いなし！

逆にこの流れに乗れないサーバーはもう振り向く人はいなくなります。

（レンサバ関係者の方々、見てますか？今すぐ追従しないとどんどんユーザー取られますよ！）