無償版KUSANAGIは「最新版WordPress 5.x 系統に対する動作保証」がない
WordPressサイト高速化のためのVPSサーバー構築ミドルウェアとしてKUSANAGIは幅広く普及し、一部ブロガーでも利用している方がいます。
私も常に公式サイトを確認している訳ではありませんが、最近KUSANAGIにエディションが設定されている事が分かりました。
このエディション次第では最新版WordPress 5.x 系統に対する動作保証がないので十分注意してエディションを選択する事が必要かもしれません。
KUSANAGIのエディション別違いについて
公式サイトから各エディションの違いを引用し紹介します。
無償版
KUSANAGI をお気軽に試してみたい方向けの個人ユース版です。KUSANAGIの標準機能をご利用いただけます。
Business Edition
ビジネスユース向けの有償版KUSANAGIです。企業サイト、文教サイトといった「安心」「安定」が求まられるWebサイトにご利用ください。
WordPressの動作保証やシングルサインオンのシボレス認証にも対応しています。
Premium Edition
ビジネスユース向けの有償最上位版KUSANAGIです。大規模メディアサイト、大規模企業サイト、大規模文教サイトなどにご利用ください。提供しているKUSANAGIのすべての機能がご利用可能です。
Web高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology」搭載で多層的な最適化による表示高速化の実現や、シボレス認証に対応しています。
利用者の多いConoHaも無償版
恐らく最も個人ユーザーが多いConoHa KUSANAGIプラン
でも使用されているエディションは無償版です。
クラウドソーシングサイト等でKUSANAGI構築代行サービスとして出品されているケースが多いですが、実を言うとConoHa KUSANAGIプランにはKUSANAGI managerという要は代行依頼しなくてもレンタルサーバー感覚で誰でも簡単に構築できるのでこれ知っている、知らないでは1万円くらい損得があります。
（知らない人は代行費払ってますし、知ってる人は代行費節約できます。もちろん、機能誕生前に依頼した場合は仕方がないです。）
ただしアフィリエイターやブロガー、又は法人で運用している場合は今後の扱いに注意が必要です。
法人は無償版を使っては駄目なのか？
公式サイトを読んでいる感じだと法人で無償版を使うことはライセンス違反になる感じです。
スタンダードライセンスというのが必要になり、価格は無償版からBusiness Editionへの移行でCPUコア数に応じて毎月3,000円から22,600円かかります。
今まではサーバー代金だけで済んでましたが、今後はKUSANAGIのライセンス代もしっかり考えて運用コストを算出する必要がありそうですね。
これについては念の為問い合わせてください。
個人ユーザーでもミッションクリティカルな内容のサイト運営している場合にはBusiness等有償ライセンス利用を検討したほうが良いのかもしれません。
