70代男性「アニサキスは気にするからだ、気にしなければ問題ない」

アニサキス寄生虫

温暖化で海水温が上昇しているからか？はたまた流通の向上で鮮魚のまま食卓に並ぶ機会が増えたからか？ここ数年アニサキス被害のニュースを頻繁に耳にします。しかしアニサキスは気分の問題と考える日本人もいる模様。

直近のアニサキス被害事例

最近では岐阜県多治見市の回転寿司チェーン「魚屋の寿司魚錠多治見店」でアニサキスによる感染被害事例がありました。このお店は再発防止策が取られるまで営業禁止処分を受けています。

アニサキスは体長1～3センチ。半透明で幼虫のころは、サバやスルメイカ、サケなどの魚の内臓の表面や筋肉に寄生し、それを食べたクジラやイルカなどの海洋哺乳類の体内で成虫になる。寄生した魚介類を生や半生で食べると、ヒトの胃や腸壁に侵入し、胃腸炎を起こす原因となる。

同上記事より引用。

胃腸それぞれに出る2種類の症状があり、胃の症状は激痛を伴い吐き気や嘔吐も伴う事があり、腸に感染した場合は発症までに数日かかる事があるそうです。

酢漬けや醤油漬けでもアニサキスは死なないため、加熱するか冷凍するかの処理が必要ですが生食の場合は内臓から身へと移るため鮮魚は直ぐ内臓を除去することが大切とされています。

などがアニサキスが比較的見つかりやすい魚介類です。

これは魚釣りを趣味とし比較的魚に詳しい国立大学出身である70代父の言葉ですが、「寄生虫であっても気にするから感染するのであって、要は心配性な奴ほど駄目」なんだという事です。

もちろん、寄生虫なので精神論は通用しません。

これは先日スーパーで刺身用の生ガツオを父が購入した際に、私が「アニサキスに注意して厚めじゃなくて薄く捌いた方が良い」と助言した事に対し父が言った言葉です。

（スーパーで売られている鮮魚にアニサキスがいる事例は結構ネット上に投稿されています。）

優秀な学歴を持ってしても、日本の高齢者は根拠のない精神論に支配されています。

もう一度言いますが、アニサキスは精神強くても無理ですよ。

YouTubeにはアニサキスに関する動画が沢山あります。

上記動画の様に見つけるのが簡単な個体もあれば、結構困難な個体もあります。

ググっている最中に見つけたのですが、下記のクリーンチェッカーは便利そうです。

CSI科学捜査班の気分になれる商品、これはほしい（笑）